できないことが、またひとつ増えました。
それは、
「普通電車に乗ること」でした。
最後の安心だったはずのもの
それまでは、
普通電車だけは乗れていました。
駅と駅の間は短く、
いざとなればすぐ降りられる。
そう思えていたからです。
突然の違和感
ある日、
いつもの駅で電車を待っていました。
何も特別なことはありません。
それなのに、
ふと思いました。
「乗れなかったらどうしよう」
できなくなる瞬間
その不安は、
あっという間に現実になりました。
結局その日、
電車に乗ることができませんでした。
広がる制限
普通電車にも乗れない。
移動手段が、
ほとんどなくなりました。
行ける場所は、
歩いて行ける範囲だけ。
生活の変化
職場の近くに、
小さな部屋を借りました。
古い建物で、
生まれたばかりの子供を含む家族3人が住むには、
快適とは言えない環境でした。
それでも、
職場へ通えることを優先しました。
振り返って思うこと
この頃はもう、
「できないこと」が日々増えていく感覚でした。
外に出ること自体が、
少しずつ難しくなっていきました。
この状態のままでは、
どうにもならない。
そう思い、
改めて病院と向き合うことになります。
