”こだま”から”ひかり”へ
普通電車→快速電車→快速急行→特急→新幹線こだま
これまで段階的に認知行動療法をを積み重ねてきたことで、
”こだま”までは乗車できる状態になってきました。
今回は一段階進み、”ひかり”に挑戦することにしました。
「新横浜―名古屋の90分無停車区間」があるひかりではなく、
静岡県内に停車する「無停車区間は20〜30分程度」のひかりです。
あくまで段階的に認知行動療法を進めていきます。
区間は”こだま”の時と同様、東京-新大阪の往復です。
乗車前の予期不安の変化
前日までの予期不安はあまりありませんでした。
当日も、東京駅で新幹線に乗り込むこと自体に抵抗はありませんでした。
在来線で積み上げてきた経験と、”こだま”での成功体験が影響しているのだと思います。
しかし、今回は”ひかり”であることを意識した瞬間から、
これまでとは質の異なる不安が出てきました。
無停車区間への意識
品川や新横浜までは問題ありませんでしたが、
新横浜以降にある「20〜30分の無停車区間」を意識した途端、予期不安が発生しました。
これまでの各駅停車的なトレーニングでは、
「いつでも降りられる」という安心感が支えになっていました。
しかし今回は無停車区間が長く、その前提が揺らぎます。
そこで、
「不安が強くなったら、こだまに乗り換える」
「最後まで乗れたらラッキー」
と考えることで、自分を追い込みすぎないようにしました。
往路:成功体験の積み上げ
新横浜到着前に一度予期不安が出ましたが、
眠気もあり、乗り換えずにそのまま進むことができました。
その後は、区間ごとの距離を意識しながら、
「ここまでは大丈夫」「次もいける」という形で、
徐々に成功体験が積み上がっていきました。
名古屋到着前にやや不安は出たものの、
「ここまで2時間乗れている」
「残り1時間なら大丈夫」
と考えることで落ち着きを取り戻しました。
結果として、往路は最後までひかりで乗り切ることができました。
復路:不安と判断の揺れ
復路も同じタイプのひかりに乗車しましたが、
乗車前の予期不安は往路よりも強くなっていました。
理由は明確で、
往路のように「徐々に距離を伸ばす成功体験の積み上げ」ができず、
いきなり最長区間(京都-名古屋 約37分)に直面するためでした。
実際、乗車後は様々な思考が頭の中を行き来しました。
・不安
・いけるかもしれないという期待
・やはり無理かもしれないという恐怖
・過去の成功体験との比較
呼吸法なども試みましたが、最終的には京都で下車する判断をしました。
今回の到達点と課題
結果として、復路は途中下車となりましたが、
その後の「こだま(京都-米原 約26分)」には乗ることができました。
前回の”こだま”の時は、この区間に乗ること自体が困難だったため、
確実に前進していると、前向きに考えることができました。
一方で、課題も明確になりました。
・乗車前の予期不安への対応
・30分超の無停車区間への耐性
・成功体験に依存しすぎないこと
今後は、「30分以上でも大丈夫」という成功体験を得るため、
トレーニングを積み上げることが必要だと感じました。
こだまで満足するのではなく、
ひかり、そして最終的にはのぞみまで乗れるようになること。
それが、自分の行動範囲を広げるために必要なステップだと感じています。
